2009-03-27 第171回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
○佐伯参考人 今の武藤先生の御意見、私ども、本当に賛成なんです。というのは、NEDOとか何か大きな組織がありまして、先ほども藤本先生がおっしゃったように、かなり大企業向けなんですね。予算が大きくて、何億つきました、こんなに研究開発に国はやった。ところが、中小企業にはほとんど立ち入れないというような、もう固まっている分野があるんですね。ちょっとわからないんですけれども、中小企業が手を挙げてももう入れない
○佐伯参考人 今の武藤先生の御意見、私ども、本当に賛成なんです。というのは、NEDOとか何か大きな組織がありまして、先ほども藤本先生がおっしゃったように、かなり大企業向けなんですね。予算が大きくて、何億つきました、こんなに研究開発に国はやった。ところが、中小企業にはほとんど立ち入れないというような、もう固まっている分野があるんですね。ちょっとわからないんですけれども、中小企業が手を挙げてももう入れない
○佐伯参考人 今、武藤先生から、団体の中での人材の育成というふうな御質問がありました。 我々、団体といいますと、中小企業団体中央会という組織があります。各県に団体がある、その傘下に組合が三万二千くらいある、その中にまた企業があって、三百万社くらいになるんですけれども。 まず、各県の組合の中の、いろいろな意味で支援、あるいは指導というとちょっと言葉があれですけれども、そういうために、中央会として指導員
○佐伯参考人 中小企業団体中央会の佐伯でございます。 きょう、この席で発表する機会を得まして、本当にありがとうございます。 まず、私からは、中小企業の現在の状況とその課題、それから産業活力活性化法に関する二、三の意見を述べさせていただきたいというふうに思います。 まず、中小企業の現状ということを御認識いただきたいということで、若干お話をさせていただきたいというふうに思います。 私ども全国の中央会
○佐伯参考人 ちょっと私には専門外の預貸率とかなんとかと出ていますけれども、我々としましては、銀行も健全であってほしいですし、今、その日暮らしといいますか、中小企業はそういう例が多いので、資金がとまっちゃうとだめなので、どうしても資金の円滑な融資を望んでいるというのが現状でございます。 以上です。
○佐伯参考人 今御質問をお受けしたように、中小企業にどんな指導をしているのかと。我々中央会というのはそういう指導機関でもあるわけですけれども、ただ、中小企業も、中堅クラスと本当の零細では大分差があると思います。申請書類一つも書けないというような、書けないというのは、書く暇もないとか、あるいはなかなかそういうレベルがないという、でも一生懸命技術は持っているという企業もいっぱいあるわけです。 そういうことに
○佐伯参考人 中小企業団体中央会の佐伯と申します。 私は、中小企業の経営者の立場から、現在の中小企業の現状並びに対策に関する要望等を述べさせていただきたいというふうに思います。 なかなか中小企業団体中央会という名前を御存じでない方もいらっしゃるんじゃないかと思うので、ちょっとだけ説明させていただきますと、約三万二千組合、協同組合が全国にある。その傘下の中小企業が三百万社と言われている。日本の中小企業
○佐伯参考人 政府系金融機関、新公庫の役割は非常に重要なことであるということは、皆さんもおわかりだろうと思います。その中で、今先生がおっしゃったいろいろな意見、みんな重要だと思うんです。 その中で、一つは、危機管理の場合、何か起きた場合に対する対応ということが、やはり政府系金融機関として、今までも商工中金を含めてやっていたわけですけれども、そういう危機のときに頼りになるというのはやはり政府系金融機関
○佐伯参考人 今、民間の金融機関がどんな貸し出し態度かという御質問だったと思うんですけれども、過去を振り返りますと、非常につらい時期、先ほど言ったように、貸し渋り、貸しはがしというふうな非常に大変なときに、政府系金融機関に我々は助けてもらったという実績なり、あるいは感謝の念があります。 では、現在どうなのか。現在、中小企業は物すごく景気がいいというわけではないんですけれども、今の状態で、昔みたいな
○佐伯参考人 全国中小企業団体中央会の会長の佐伯でございます。 先生方には日ごろ中小企業の振興、発展のために一方ならぬ御尽力をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。また、本日、意見を述べる機会をいただきましたことに対して、厚く御礼を申し上げる次第でございます。 全国中小企業団体中央会のもとには、全国津々浦々、あらゆる業種がありまして、中小企業者が設立した多くの中小企業の組合がございます。現在、
○参考人(佐伯昭雄君) 先生から三つほど質問がございましたので、お答え申し上げたいと。 民間ではできないような資金は何かということについては、簡単に言えばセーフティーネットの活用ということで、民ではできない、例えば大きなこの前の新潟の中越地震とかそういうときの、あるいは景気変動に対する危機に対して政府系金融機関が中小企業に対しての親身になった相談を乗ってくれたということで事業が継承できたというふうな
○参考人(佐伯昭雄君) じゃ、お答え申し上げます。 今までの商工中金の果たしてきた役割というのは非常に重要なものであったと高く評価をしております。 今先生のおっしゃったように、民営化された場合の不安というのは、一つは、我々中小企業が切り捨てられるんじゃないかと、大企業一辺倒になるとか利益偏重型になるとか、そういうふうな心配があります。そのためにも、中小企業のための金融機関として何か法律的な担保をしていただきたいというふうに
○参考人(佐伯昭雄君) 全国中小企業団体中央会会長の佐伯でございます。 先生方には日ごろ中小企業の振興発展に一方ならぬ御尽力をいただき、有り難く御礼を申し上げる次第でございます。 また、本日、中小企業の立場から意見を述べさせていただく機会をいただきまして、有り難く御礼を申し上げます。 私は、宮城県仙台市で電子応用機器の製造販売をやっている典型的な中小企業でございます。また、我々が集まりまして、
○佐伯参考人 今の御質問でございますけれども、我々中小企業にとって、確かに、去年の二十兆円の特別融資、これは非常に助かった。これがなかったら、何千か、何万社か、本当に努力しているところがだめになった可能性が救えた。ただ、マスコミとかなんかでは別な批判もあるやに聞いていますけれども、中小企業の現実から見るとこれは非常に有効な施策であるし、今先生御指摘のように、これからの十兆円の特別枠の追加、これはまた
○佐伯参考人 今御質問いただきまして、この法律が中小企業を本当に助けるのかというふうな御質問だと思うのですけれども、私の考えといたしましては、やはり本当の企業というのは、我々が自助努力で、自分の責任で、自分でやるというのが本来の姿ですけれども、弱い中小企業をある意味で支援する、余り補助金漬けという意味でなくて、方向的に、この基本法が新しいベンチャーを創業するとかあるいは既存の中小企業の技術改善を支援
○佐伯参考人 私は、宮城県中小企業団体中央会の会長で、全国中小企業団体中央会の常任理事をしております佐伯でございます。 私自身は昭和四十三年に創業いたしました。光と電子の未来を開くということをモットーにしまして、電子応用計測器とか分析装置、いわば最先端といいますか、そういう技術の製造、販売を行っている中小企業を経営しております。 まず、本国会が中小企業国会であるということで、小渕総理を初め、きょうお
○佐伯参考人 地方における中小企業の現実ということに関連しまして一言申し上げますと、中小企業で今一番おくれているのは情報化の問題であろうと思うんです。これはちょっと法案とは直接関係ないんですけれども、やはり我々、国際化の時代に、情報化の問題ということが避けて通れない問題だろうというふうに思っております。 先ほど先生おっしゃったような中小企業、地方での商店街とかそこら辺を見ていますと、承継税制、これは
○佐伯参考人 今の伊藤委員からの御意見、私も大変賛成でございます。 現在、SBIRといいますか、我々の製品の話をしますと、具体的にはエレクトロニクスの製品ですけれども、アプリケーションというのは農林であり食品であり医療であり、あるいは血液の検査というのは厚生。ですから、各省庁にまたがる、技術もみんなまたがっているのですね。 そういう意味で、各省庁が、融合化といいますか横断的な組織でこのSBIRにみんなで
○佐伯参考人 宮城県中小企業団体中央会の会長で、全国中小企業団体中央会の常任理事の佐伯でございます。私自身は、昭和四十三年、現在の東北電子産業株式会社を創業しまして、各種の電子応用の計測器あるいは分析器の製造と販売を行っております研究開発型の中小企業でございます。 本日は、産業活力再生特別措置法案及び起業家支援のための新事業創出促進法等の一部改正法案の衆議院商工委員会における審議に関しまして、中小企業